管理薬剤師は薬剤師として働ける場所であれば、
どこででもなれるチャンスはあります。
その1つが診療所です。

診療所とは病床数19床以下
医業を行う医療機関のことです。

院内で調剤している施設でも医師自らが
調剤している場合や薬剤師法・薬事法の拡大解釈によって
医師の監督下に看護師などが調剤を行っており、
診療所に勤務する薬剤師は現状、あまりいません。

また薬剤師が勤務していたとしても
近親者であったり、パートであることが多く
正社員で雇用している場合が少ないのが特徴です。

個人経営の診療所では、
売上増加が見込めなければ、大きな昇給は考えにくく
また同理由により、福利厚生など各種制度もあまり期待できません。
しかし個人経営であるがゆえ、
融通度が高いという面もあります。

つまり、自らの実績なども含めて
院長や事務長に交渉することで
休日や給与などの交渉も可能です。

業務内容の薬剤管理という点で言えば、
採用医薬品も少ないため管理はしやすいのですが、
問題は抗がん剤などの混注がある場合は、
薬剤師としての知識、スキルなどが
多大に必要な可能性があります。
通常の医薬品の調剤のみであれば
非常に負荷の少ない業務です。

また診療所は、個人経営のため、
薬剤師を余裕をもって採用している診療所は少数。
そのため管理人の求人も非常に少なく、
即戦力が求められるため、新卒採用もほぼ無い

そのために薬剤師のパートアルバイト
といった時給制の求人が主流。
時に派遣薬剤師を取っている診療所もあるが、
非正規雇用が中心

勤務時間の方は、
営業時間・開業時間に依存するため、
昼休憩が長く休みの日が少ないのが特徴。

以上が、診療所の傾向でした。
これらをまとめますと、

1、調剤未経験者の方は、まず採用されない
2、パート・バイト・派遣で働きたい方にはお勧め。
3、人がたくさんいるというより小規模なところで働きたい方にはお勧め。
4、診療所によっては簡単な調剤だけなので見極める目があれば尚良い。

といったことになります。では次項に関しましては、
病院について待遇や働き方を見ていこうと思います。