管理薬剤師になったとしても、
さらに収入を増やしたく、
薬局やお店をまたいで2,3店の勤務先
兼務することは可能なのでしょうか?

管理薬剤師は薬事法により
医薬品が存在する所に必ず常駐することが規定されています。
薬事法第7条では

「薬局管理者はその薬局以外の場所での
薬事に関する実務に従事するものであってはならない
非常勤の学校薬剤師を兼務する場合や
急患センターで働く場合は、
都道府県知事の許可を受けなければならない」と

兼業の禁止特例措置
認める場合もあることを定めています。
ですが基本的に管理薬剤師複数の勤務先
兼務することは法令で禁止されており、
特例の兼務の可否は各都道府県で判断されています。

つまり同時に複数の薬局診療所で、
働くことは出来ません

管理薬剤師は薬局全体を統括し、
管理監視するポジションですから、
基本的に兼務やそのほかの仕事との兼業は許されていません

ただ特例として厚生労働省が認めているもののなかに、
経験を有する薬剤師に学校側が保健衛生上の指導を任せる
「学校薬剤師」があります。

文部科学省では大学以外の学校機関
生徒の健康管理を行い、学業に支障のない保健上の環境を
整備するための、学校医、学校歯科医、学校薬剤師を
配置することを義務づけています。

学校栄養士給食食育などの指導面から
生徒の健康管理を行うのに対して、
学校医学校歯科医学校薬剤師医療面保健衛生面から
生徒が学校生活を健やかに送ることができるように、
定期的に学校に出向いて生徒の健康管理のための
指導するのが仕事です。

プールシャワー飲料水などの
水質検査や教室内の二酸化炭素濃度の測定をするのも、
学校薬剤師に任され、学校の要請に応じて
環境衛生検査を行っていきます。

このほかに、薬剤師の立場から生徒の健康管理
薬に関する相談業務も行うなど、
学校内の保健衛生上の管理をすべて委任される立場にあります。

この学校薬剤師は主に薬剤師会の会員宛に募集が行われます。
職務形態は自治体の非常勤公務員と同様に扱われて、
給与も同額です。

では次項に関しましては、
もう1つ薬剤師の兼務の例外処置がありますので、
そちらを見ていこうと思います。